有限会社田口ボーリング
- 建設業
地域を守り、暮らしを守る会社です。
当社は、大雨などで発生する土砂崩れや崖崩れなどの自然災害、大地震による大規模災害をボーリング工事(アンカー工事、鉄筋挿入工事)によって防止する会社です。仕事は公共事業で受注し、機械や人力で現場において実際に工事を行う仕事になります。主な仕事内容としては、機械で穴を掘り、鉄の鋼線を液体セメントと入れて固め、山に圧を掛けて抑え込んでしまう仕事であったり、山にたくさんの鉄の棒を指して山が崩れるのを防止する仕事になります。新潟県のボーリング工事の実績としては、工事をしている数も技術、機材の数も県内№1。県外からも依頼が殺到する企業です。
当社メインのボーリング工事の仕事。
当社における中心的な作業であるボーリング工事の様子です。この作業を中心に現場に合わせて機械を載せる単管足場の作成を行ったり、最終的な仕上げ作業などが行われます。足場に載せる機械は2t~3tほど、キャタピラがついて自分で前進する機会で12tほどの重さがあります。
現場での打合せ。
現場における打合せの様子です。現場では、全ての作業、1日の作業の始まりは打合せから始まります。ここでの打合せが十分に行われていることで、現場作業が無駄や無理なく進めることができます。また、無駄や無理がない現場は怪我が少なく安心な職場となります。
当社機材倉庫です。
国道沿いにある当社機材倉庫 第3モータープールです。機材の収納、修理整備はここで行われます。当社にはこの倉庫を含め3か所の機材倉庫を保有しています。新潟県でもこれだけの規模の機材倉庫を持ち、ボーリングに関する道具や機械を持っている会社は他にはありません。また、機材の修理も時間を見つけ基本的には自社で行います。機械の知識に始まり、溶接、溶断などあらゆる技術を身に付ける場所になります。
- 会社名
- 有限会社田口ボーリング
- 設立年月日
- 1985年8月23日
- 代表者
- 熊田 亨
- 従業員数
- 21名
- 資本金
- 10,000,000円
- 売上高実績
- 平成28年 303,094,459円
平成29年 357,823,024円
平成30年 373,135,262円 - 主要取引先
- (株)興和
グリーン産業(株)
日特建設(株)
ヒロセ補強土(株) - 所在地
-
本社: 新潟県南魚沼市寺尾330-3
自分の仕事が人の役に立つ喜び
当社の仕事は、現場で実際に工事を行うことです。それは、工場内での開発や会社内での設計と違い、直接地域の災害を守り、生活を守ることになると考えています。我々が行った工事で、家の後ろの崩れかけていた山が崩れなくなった、地域の主要道路に雪崩が起きて毎年埋まっていたのに、雪崩を防止する柵を設置してもらって一年中安心して道路が使えるようになった等、感謝の言葉をたくさんいただきます。
当社の仕事は地域の安全と安心を守る大切なやりがいのある仕事なのです。
熱意と発想が形になる
当社はこの業界では全国でも技術、行っている数はトップクラスになります。現状の業界の知識では対応が難しいものも、この仕事への熱意と蓄積した技術によりそれを補い、工事を進めています。
時には、機材メーカーでは未開発の物を、会社で試作品を作成し工事内で使用したり、企業に作成案を提供し、開発してもらうこともあります。大手メーカーと協力して新型機の試作モデルのテストを現場で行い、実際に販売できるように開発の手助けをすることもあります。全ては、現在までの技術、知識の蓄積がなせるものだと思います。
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Interview 1工事部
<自己紹介>
創進高等学校出身 平成26年入社
私は当社で職長を務めています。私は、高校卒業後8年働き1度退社を致しましたが、数年経ってから再雇用していただきました。最初に入社した時は、建設業に携わったこともなく不安もたくさんありました。特に当社は、力仕事ということもあり力も強く体の多き人がたくさんいましたので、比較的小柄な私は、ついていけるのか、怒られないか日々心配は尽きませんでした。ただ、先輩たちの多くは気さくで優しく、緊張している私に声を掛け、様々なことを教えてくれました。一度退社した後でも連絡をもらい、再雇用の時も以前と変わらず受けれいれてくれました。現在、昔私を指導してくれた先輩たちのように後輩を指導しながら現場を進めています。それができるのもその時の仲間の温かい気持ちがあったからだと思います。当社の仕事は屋外の仕事が主となり、大変な仕事だと思います。
しかし、慣れてくると人間関係が良く、働きやすい環境だと感じることができる思います。
長く付けられる基本は、良い人間関係と何でも話せる仲間がいることだと思います。
ぜひ一緒に働きましょう。現在、私は現場において職長という立場で仕事を行っています。仕事の内容としては、現場での打合せ、作業員への指示、仕事の進み具合の管理、より良い現場となるように品質の管理を行っています。パソコンと向合って行う作業ではありませんが、発注元の役所、私たちに仕事を注文して下さる会社により良いものを決められた期日までに、安全作業でお渡しすることが最大の目標です。
1日のスケジュール
- 8:00
- 各現場で打合せ開始
- 毎朝、各現場の休憩所でその日行う作業を元請企業やその工事での関係する企業と打合せを行います。
- 8:15
- 現場社内打合せ
- その日の作業、注意事項、危険な作業と対策などを会社の人たちと話し合い、紙に書いていきます。
- 8:30
- 現場作業開始
- 朝行った打合せを元に一日の作業を行います。
- 10:00
- 15分休憩
- 仕事の合間を見て、休憩を取ります。体を休めるだけでなく、単調な仕事を続けるために頭をリフレッシュします。
- 10:15
- 作業再開
- 休憩後、先ほどの行っていた作業を再開します。
- 12:00
- 昼食休憩
- 休憩所に戻り、昼食、休憩を行います。ここでしっかり休むことで午後作業を元気に再開できます。
- 13:00
- 午後作業開始
- 午前中に行った作業の進み具合を確認し、午後の作業を進めていきます。
- 15:00
- 15分休憩
- 午前中と同じように休憩を挟みます。
- 15:15
- 作業再開
- 作業終了まであと少し。一日の作業の後片付けも考えながら、作業を進めていきます。
- 17:00
- 作業終了
就業
- 作業終了です。仕事の道具を片付け、今日一日の作業を行った場所を綺麗にして終了します。終了後は、再度元請企業と打合せ行い、翌日に備えます。
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Interview 2工事部 社員
<自己紹介>
平成28年3月に地元塩沢商工高校を卒業してこの会社に入りました。
父も同じ仕事をしていて、色々やりづらいこともありますが、先輩たちが気さくに話しかけてくれるのは、父が今まで仲間と会社でやってきた実績があったからだと思っています。
この仕事のことは、入社したときは全くわからず、体力的にも着いていくのがやっとの状態でしたが先輩に支えられて続けることができています。現在は早く一人前の機械のオペレーターになれるように頑張っています。私が、この会社を選んだ理由は災害を防ぎみんなの生活を守っていくことができるという点です。(有)田口ボーリングは他の建設業と違い、特殊な仕事をやっています。地元での仕事もありますが、県外への出張もあり、大変ですが楽しみも多くあります。また、会社でたくさんの資格を取ることができるのも魅力の1つだと考えています。
現在は、作業現場のボーリングマシンの機械の近くで雑用作業を主に行っています。作業としては、穴を掘る作業が順調に進むように作業の準備やボーリングマシンが穴を掘る時のケーシングと呼ばれる鉄の管の継足し、作業場所の片付けなどです。また、現場の状況によって作業足場を組むこともあります。現場によって使用する機械や材料、資材の本数が異なり常に考えながら準備を進めるようにしています。最近、やっと慣れてきて現場の先輩たちとも楽しみながら作業を行い、充実した毎日です。
1日のスケジュール
- 8:00
- 各現場で打合せ開始
- 毎朝、各現場の休憩所でその日行う作業を元請企業やその工事での関係する企業と打合せを行います。
- 8:15
- 現場社内打合せ
- その日の作業、注意事項、危険な作業と対策などを会社の先輩と話し合い、紙に書いていきます。
- 8:30
- 現場作業開始
- 朝行った打合せと先輩の指示の元、作業を行います。
- 10:00
- 15分休憩
- 仕事の状況を見て、休憩を取ります。
- 10:15
- 作業再開
- 休憩後、作業を再開します。
- 12:00
- 昼食休憩
- 休憩所に戻り、昼食、休憩。
- 13:00
- 午後作業開始
- 休憩終了後、午後の作業を進めます。
- 15:00
- 15分休憩
- 午前中と同じように休憩します。
- 15:15
- 作業再開
- 休憩終了後、午後の作業を行います。
ここからの作業は一日の片付けも考えて作業を続けます。
- 17:00
- 作業終了
就業
- 作業終了です。作業終了後は片付けを行い、先輩に確認してもらい作業が終了します。先輩の打合せが終わるまで待機して一緒に会社に戻ります。